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目 次 |
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| 1 | 新潟へは40数年ぶりに | ||
| 2 | 31階建ての朱鷺メッセ | ||
| 3 | 長岡小嶋屋のへぎ蕎麦は | ||
| 4 | 新潟日報メディアシップ | ||
| 5 | 高速船ジェットフォィル | ||
| 6 | 魚処かすけ鮑の踊り焼き | ||
| 7 | 最高珍味ふぐの子粕漬け | ||
![]() 1.新潟へは40数年ぶり 新潟と佐渡ヶ島に一泊二日の駆け足で行ってくることになったが、予定を見ると朝から晩までぎっしりと詰まっている。自由な時間は、文字通りの早朝と晩遅くしかない。「せっかく時間と旅費を使って行くのだから、仕事はしっかりやるのはいうまでもないことだけれど、それにしても、仕事以外でも何か印象に残るものがないものか」などと思ったが、こんな過密スケジュールでは何ともやりようがない。そう思って上越新幹線Maxときに乗った。 新潟市には、かつて40数年前に来たことがある。そのときは佐渡ヶ島の友達を訪ねるのが主な目的だったので、市内には泊まらず、ただ通り過ぎたにすぎなかった。だから新潟市の印象はとても薄く、中心部の道路は広いが、古い地味な建物が多くてあまり特徴のない街だったという記憶しかない。 2.31階建て朱鷺メッセ
当初、こちらのホテルに泊まるつもりだったが、医系の学会が開催されるのと重なってしまい、満室で予約できなかった。ということは、閑古鳥が鳴いているというわけではなくて一応、ちゃんと設備が稼働しているということか・・・結構なことだ。 3.長岡小嶋屋のへぎ蕎麦
ところで、「へぎ蕎麦」は海藻をつなぎに使ったものだという知識はあったが、それをこの「越後長岡 小嶋屋」さんのHPは、次のように伝えている。「へぎそばといえば近年では関東でも知られた名前になりましたが、ではこの『へぎ』とは一体なんでしょう?この『へぎ』、実は『剥ぐ=はぐ=へぐ』のなまりで、木を剥いだ板を折敷にしたもののことであり、ざるそばやせいろ同様、『へぎ』という器に盛られたそばのことを言います」とある。私はてっきり、蕎麦の名称と誤解していた。江戸時代には、「当時この地方では小麦の栽培は行われておらず、そばのつなぎにはもっぱら山ごぼうの葉や自然薯などを使っていました。ただ、この地方は織物の産地であり、織物の緯糸(よこいと)をピンと張るためにフノリ(=布海苔)という海藻を使っていましたので、このフノリは容易に入手できる環境だったのです。そこで[小嶋屋初代の]重太郎は『このフノリを使ってそばはできないだろうか』と研究を重ね、現在のフノリそばを完成させたのでした」とのこと。
4.新潟日報メディアシップ
5.高速船ジェットフォィル 午前9時に新潟港に向けて出発し、すぐに佐渡汽船の乗り場に着いた。佐渡ヶ島に向けては、従来通りのカーフェリーと高速船ジェットフォィルという2種類の船があり、前者は2時間半(料金は1等3,570円、2等2,510円)、後者は65分(同3,520円)である。ところが高速船は天候が荒れると運休になることもあるというので気になっていたが、幸いこの日は天候も穏やかで無事に出発することができた。 ジェットフォィルというのは、船体の前後に水中翼があり、強力なポンプでくみ上げた海水を噴射させてその反動で進む船で、海面上1.5mを浮いて時速80km航行する。私は乗るのは初めてで、昔の超音速旅客機コンコルドのようにエンジンの音がうるさいかもしれないと思って乗ったが、とても静かで、しかも海面上を浮いてそんな高速で走っているとは全く思えないほど滑らかな乗り心地だった。ただ、船室から外を見る窓が汚いので、せめてガラス掃除くらいすればよいのにと思った。 6.魚処かすけ鮑の踊り焼き
すると、ご覧のように鮑を丸ごと1個、七輪の上にて焼くものだった。鮑が殻付きのまま火にかけられている。よく見ると鮑が身をよじるように動いている。あれあれ、要するに、生きているのだ。いささか残酷な感もするが、新鮮そのものである。数分経ったらひっくり返して裏面をまた火にあぶる。そうして食べてもよい頃となる。ナイフで身を切り分けると、肌色の身が出てくる。それをフォークで刺していただく。 ほのかに磯の香りが鼻の中に広がったかと思うと、海産物の旨味が口の中いっぱいに満たされている。生の鮑の身は、コリコリしているが、こうやって火を通した鮑の肉は、弾力性はあるものの、柔らかい。また、肉以外の身は、さざえのように苦くもなくて、そのまま全部を美味しく食べられた。定価2,700円也。 7.最高珍味ふぐの子粕漬け
もしこれが採れた時に食べたならば、フグ中毒で確実に死んでしまったのかと思うと、神妙な気がする。一切れを口に入れた。たらこより粒がしっかりしている感触だ。すると、酒粕のために確かに日本酒のような味わいがする。しかし、とても塩っぱい。既に酔っ払っている酒飲みだと、わからないかもしれないが、これをたくさん食べるのは、素面の身にはなかなか辛いものがある。ということで、二切れをいただいて、後は同席の人に譲ることにした。 しかし、考えてみると、これはすごい技術である。フグ毒のテトロドトキシンは青酸カリより強力だが、それを無害化するとは・・・乳酸菌が分解してくれるらしい。「永年の伝統と優れた技術」という売り文句のとおりである。定価594円也。なお、平成20年3月12日付けの朝日新聞に「名品の舞台裏にいがたの味」という題で、これを作っている「須田嘉助商店」の記事がある。 (平成27年5月22日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |

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