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目 次 |
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| 1 | ブルジュ・ハリーファの花火 | ||
| 2 | 63階の高層ビルが火災になる | ||
| 3 | 皆で手に手を取り合い逃げた | ||
| 4 | 年越しの花火大会は中止せず | ||
| 5 | ドバイは世界一だが内実なし | ||
| 6 | まるで蜃気楼の上に建つ世界 | ||
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1.ブルジュ・ハリーファの花火 この年末年始、娘一家はアラブ首長国連邦のドバイに行った。世界一高い超高層ビルである「ブルジュ・ハリーファ 」(828メートル、160階)を舞台に行われるカウントダウンの花火を見るのだそうだ。しかし、花火なら日本のものが世界一だと思うので、 何もわざわざ中東まで行かなくとも・・・という気もしないではない。 しかし、私も、こと旅行に関してはかなり物好きだと自覚しているので、娘たちのことは言うまい。それに、息子、つまり私にとっての初孫くんに、幼少期からなるだけ英語に触れさせるのは大事なことだ。そういうわけで、帰ってきてからの旅行話を楽しみにしていた。
2.63階の高層ビルが火災になる 私がオーストリア旅行から帰ってきたばかりの2016年元旦の朝7時頃、たまたまテレビをつけてNHKニュースを見ていた。すると、娘たちの泊まっているパレスホテル(ブルジュ・ハリーファの目の前の人造湖の向かい側にあるホテル。図の赤い丸2番)の二つ隣にある63階の高層ビル「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」(図の赤い丸1番)で、大晦日午後9時半頃に、火事があり、モクモクと火が出て燃え盛る様子が映し出されているのを見てびっくりした。確か、年越しの花火を見るため、その近くにいると聞いていたので、とても心配してしまった。
3.皆で手に手を取り合い逃げた 帰国してから話を聞いてみると、かなりの火災だったらしい。娘一家の滞在していたホテルは低層の4〜5階建てで、そこへ火元の63階建ての高層ビルから大勢の人が避難してきたという。「何か騒がしいので部屋の外に出てみると、人で一杯だった。風向きの関係で、やがてこちらにも煙やガラスの破片が飛んで来た。それで、このホテルも避難しなければならなくなり、皆で手に手を取り合って人造湖を時計周りに逃げた」のだそうだ。
![]() 4.年越しの花火大会は中止せず 「そこで燃え盛る火事を見ていて、真夜中の12時近くになった。これでは、年越しの花火大会どころではないから、中止に違いないと思っていた。ところが、ドドーンと音が聞こえて、何と花火大会が始まった。それからというもの、夜空の下、池の一方では花火がどんどん打ち上げられているかと思えば、池の反対側では火事が燃え盛っていて、なかなかシュールな光景だった」という。中東ならではの風景だ。
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5.ドバイは世界一だが内実なし
6.まるで蜃気楼の上に建つ世界 これは、どう理解すればよいのか。そのヒントは、Webサイトで見つけたわずか35年ほど前のこの地の写真にあると考える。これを見ると、この地は、少しは建物があるものの、全体の様子は、土漠の中の荒涼たる寒村という風情だった。だから、先ほど紹介したこれら世界一を誇る建物群は、いずれもこの10数年ほどの間に、オイルマネーに物を言わせて作られたものだという。だから、それを運用する人間が、まだ育っていないのだと思う。そういうわけで、火事などの非常事態についての訓練が行き届いていないのだろう。それにしても、63階建の高層ビルが、20階から出火して、あんなに簡単に一気に燃え広がって一晩で廃墟になるものか。信じがたい。難燃性のカーテンやら室内装飾品が使われていないのに違いない。まるで、アラビアン・ナイトの蜃気楼の上に建つ世界ではないか。
ところで、帰ってきた娘一家のコメントはというと「泊まるのなら、低い階に限る。でないと、子供を抱えて外に避難するのは大変だ。でも、面白かった。また、行ってみたい。」・・・なんと・・・全然、懲りていない。 (平成28年1月5日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |

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