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目 次 |
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| 1 | ポリープは小さいが3つとも取る | ||
| 2 | ポリープに投げ縄を巻き締め上げ | ||
| 3 | 手術後の空腹は消化の良い食事で | ||
| 4 | 直径が10mmを超えるとがん化 | ||
| 5 | 【後日談】第2回目と第3回目を | ||
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1.ポリープは小さいが3つとも取る 昨年6月に受けた初めての大腸内視鏡検査で、「直径3mm程度のポリープが3つあります。小さいので、1年後の再検査の時に切除すればよいでしょう」などと言われた。でも、我ながらせっかちな性格なので、それまで放っておくのもどんなものかと思って待ちきれずに、8ヶ月経った今日、内視鏡で切ってもらった。 前回の検査の日と同様に、再び前日から、お粥とコーンスープだけという検査食を摂り、前日午後8時に下剤を飲む。当日朝は何も食べないで、出発前に腸の動き活発にする薬を2錠飲み、そして午前9時半に病院に行った。すると下剤の入った冷たい水を2時間ほどで2リットルも飲まされた。しかし私の場合、それではまだ足りずに更に1リットルを追加されて、何度もトイレに通い、ようやく準備が整った。検査直前に肩に腸の蠕動運動を抑える注射を打たれ、手術台に歩いていった。麻酔や鎮静剤は、モニター画面が見られないから断った。 手術台の上では、私の左手上に、大きなモニター画面がある。前回の単なる検査のときよりは、ずっと大きい。その画面を見て、担当医が内視鏡を操作する。横たわっている私にもよく見える。担当医は、「ポリープは、5mm以上なら取った方がいいのですが、あなたの場合は少し小さいけれど、3つとも取りましょうかね」とおっしゃるので、「それで、お願いします」と言った。せっかくここまで来たので、今さら取らないという選択肢はない。 私は左側を下にして、両膝を抱えるような姿勢をとる。内視鏡が入って行き、モニター画面に大腸のピンクの襞が写る。下腹の中を冷たいケーブルが通って行くのを感じる。しばらくして、膝を曲げて上向きになるように言われてその通りにする。次に、また体を丸めて体の右側を下にするように言われる。そうするとモニター画面が見られない。やがて内視鏡は小腸との境に達したようで、仰向けになって体を楽にするように指示される。再びモニター画面を楽に見られるようになった。 2.ポリープに投げ縄を巻き締め上げ そして、内視鏡を引き抜きながら、大腸内を順に見て行く。最初のポリープに達した。ピンク色の腸壁から、ピンクのキノコのようなものが突き出している。「これ、ポリープです。切りますね」と言われて、助手が内視鏡にワイヤーをガシガシ音を立てて入れるのが聞こえた。それを担当医が更に入れると、内視鏡の先端から投げ縄のような形のワイヤー(スネア)が出てきた。それをキノコの根元の周りに巻く。そして、投げ縄(スネア)を締め上げる。 すると、ピンク色だったキノコが、一瞬、赤い風船のようになる。まるで、マスクメロンの緑が真っ赤になったようで、あたかもこれから起こる運命を予測して、怒っているかの如くだ。次の瞬間、高圧電流が流れて、赤い風船は切り離された。大腸内をゆっくりと落ちて行く。破片から検体を取り込む。キノコがあった大腸部分には血が付いていて、そこに内視鏡から消毒液らしきものが放出される。これを、2個のポリープについて繰り返した。ちなみにこれは、「ポリペクトミー」といって、隆起型ポリープに対して行われる最も一般的な切除方法である。 最後の3個目のポリープは小さい上に、キノコと形容されるほどには大きく盛り上がってはいなかった。これに対しては、内視鏡から出てきたハサミで持ち上げ、通電によってチョキンと切り取り、それでおしまいである。これは、小さなポリープについて行われる「バイオプシー」といわれる方法だそうだ。このほか、平坦なポリープに対して行われる「EMR(内視鏡的粘膜切除術)」という方法があって、これは、ポリープ直下に生理食塩水を注入してこれを浮き上がらせてから、スネアー法で切り取るやり方だそうだ。これでも対応できない大型の病変には、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)というのもあるようだ。私の場合、幸いにも、これらのタイプのポリープや病変ではなかった。 3.手術後の空腹は消化の良い食事で 手術が終わり、1時間ほど動かないでじっとしているようにとの指示があった。廊下の長椅子に座ってiPadを見ていたら、あっという間に時間が経ち、会計を済ませて出てきた。ちなみに支払った金額は20,520円だった。2週間後に、組織検査の結果が出るそうだ。また、その時にここに来るとしよう。なお、大腸には神経が通っていないようで、痛みなどは全くなかった。とても上手な担当医で、その熟練の技を披露してくれたのかもしれない。有り難いことだ。 全部が終わったのは、午後2時半を回っていた。朝食も昼食も抜かしているので、お腹が空いている。現に、胃も小腸も大腸も空っぽだ。そこで、病院内のレストランで、食事をした。消化に良いものを食べないといけない。牡蠣フライや豚カツなどは論外だ。そうすると、スパゲティかオムライスくらいしかない。サラダとオムライスを注文して、ゆっくりと時間をかけて食事をした。それから、自宅に帰って、ゆったりとした気分で過ごした。これから2週間ほどは、激しい運動や出張は避けるようにとのことだった。
4.直径が10mmを超えるとがん化 ところで、昨2015年7月のNHK「きょうの健康」で、大腸ガンやこの大腸ポリープについて、4回シリーズの番組が放映されていた(上の図は、その一部の説明)。これを家内がビデオに撮っておいてくれた。それによると、大腸ポリープは、腫瘍と非腫瘍に大別され、腫瘍は良性のもの(腺腫)と悪性のもの(ガン)に分かれる。腺腫は大腸ポリープの8割を占めるそうだが、これを放置しておくと、やがてガンに移行することがあるという。特に、直径が10mmを超えると、その危険性が大きく上がるとのこと。だから、大腸ガンを防止するには、これを早期に切除するのが有効だそうだ。ということで、今回の私の場合も、これで大腸ガンの危険性を90%ほど減らしたことになる。これから、1年後に検査を受けて取り残しがないかどうかを調べ、それ以降は3年毎に検査を受けるというペースでいけばよいようだ。 最近の人口動態統計では、死亡者数の多いガンの部位は、男性では【肺→胃→大腸→肝臓】の順となり、女性では【大腸→肺→胃→乳房→肝臓→子宮】の順となっている。私は、たばこを吸わないし、ピロリ菌もいなかったことから、肺ガンと胃ガンのリスクは低いと思うので、注意すべきはまずは大腸ガンだ。私の友人で大腸ガンが見つかってわずか3ヶ月余りで亡くなってしまった例もある。彼は、病院が嫌いで健康診断など行ったことがなかったそうだ。彼の遺言と思って、他山の石としたい。最後に肝臓ガンは、私はB型肝炎でもC型肝炎でもないからいいようなものの、最近ではNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)から肝臓ガンになる確率が3割だというから、侮ってはいけない。ともかく、健康には注意しよう。 5.【後日談】第2回目と第3回目 以上は、2016年2月18日の第1回目に受けた大腸内視鏡検査及び処置の様子である。この時は、3mm程度のポリープが3個発見された。いずれもコールド・ポリペクトミーで削除処置をしてもらった。その後、次のように第2回目と第3回目の検査及び処置を行った。 (第2回目)2019年6月25日に第2回目の大腸内視鏡検査を行い、その結果、5mm弱のポリープが発見されて、コールド・ポリペクトミーで処置してもらった。サンプル検査の結果、線種ではあるが、がん細胞ではないといわれた。 (第3回目)2025年11月7日に第3回目の大腸内視鏡検査を行い、その結果、5mm弱のポリープが2個発見されて、いずれもコールド・ポリペクトミーで処置してもらった。これも同様に、サンプル検査の結果、線種ではあるが、がん細胞ではないといわれた。 (平成28年2月18日著、令和7年11月21日追加) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |

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