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目 次 |
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| 1 | 鎮魂と復興の狼煙をあげる | ||
| 2 | 新虎通りの席でスタンバイ | ||
| 3 | 秋田竿燈は病魔邪鬼を祓う | ||
| 4 | 盛岡さんさ踊りの賑やかさ | ||
| 5 | 山形花笠音頭めでたの若松 | ||
| 6 | 仙台の雀踊りは軽やか演舞 | ||
| 7 | 福島わらじは羽黒神社奉納 | ||
| 8 | 青森ねぶたは跳人達が元気 | ||
![]() 1.鎮魂と復興の狼煙をあげる 東北六魂祭は、2011年の東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた東北六県の6市が、「鎮魂と復興の狼煙をあげる」ため、各市が誇る伝統の祭を持ち寄って始まったという。各市順番に開催され、11年は仙台市、12年は盛岡市、13年は福島市、14年は山形市、15年は秋田市、16年は青森市と、6市を一巡した。その後、16年11月20日に、東京は新橋の虎ノ門の地で、これを披露することとなった。この地区には、最近新築された虎ノ門ヒルズが建つほか、東京都がその整備に力を入れる新虎通りのお披露目という意味もあるのかもしれない。 ある日たまたま、このパレードを指定エリアにおいて見物する観客を、インターネットで募集しているのを知ったので、応募したところ、2人分の入場を認める葉書が送られてきた。それには、「厳正な抽選の結果、当選されました」とある。実は私は、これまで懸賞の当選などというものには、およそ縁遠かった人間なので、大袈裟かもしれないが、まるで人生に春が巡ってきたような気分になった。もっとも、2万人が当たったそうだから、倍率はかなり低かったのかもしれない。 2.新虎通りの席でスタンバイ 当日、新虎通りでは、道の両側にAからD、EからHの観客席の椅子が並べられ、午後1時と3時の2回に分けて行われる。私たちが見るのはB席で、午後3時開演の部だ。1時半から入場可というので、2時15分頃に家内とともに指定された所に行った。すると、まだ45分も前だというのに、もう席はほぼ満席だった。それでも空席がないかと探したところ、最後列に、何とか2人分の席があった。観客の出足が、とても早かったようだ。 3時になった。どこか遠い所で出発式のセレモニーが行われているらしく、何か聞こえてくる。そこから、パレードが出発して、秋田の竿燈祭り→盛岡のさんさ踊り→山形の花笠祭り→仙台のすずめ踊り→福島のわらじ祭り→青森のねぶた祭り→戻り囃子の順でやってくる。一度通り過ぎた後、またこの順で、帰ってくるそうだ。 そして、各観客席の前で「定点エリア」つまり、そこに留まって演舞する地点を設け、新虎通りの真ん中のBCFGで囲まれた区域を「回転エリア」として、そこで青森ねぶたと福島わらじが回転演舞をするという。次に何が来るというアナウンスは分かりやすく、日本語に次いで同じ人が英語で喋るから、外国人にも理解できる。総じてこの催しは、細かいところまで計画がよく練られていて、かゆいところまでよく目が届いているので、感心した。 3.秋田竿燈は病魔邪鬼を祓う
よく見ると、常にゆらゆらとしていて、いつもバランスをとっている。そのせいか、まるで手のひらがこちらを向いたり、それが横を向いたりと、まるで生き物のようだ。ああっ、傾く・・・おっと、持ち直した。ハラハラするが、そこがいい。そうやって見物していると、横を向いてこちらから眺めたときに縦に緩やかに曲がった曲線に見える場面があった。 すると、あれよあれよという間に、竿燈が目の前で反り返るように傾いてきた。それを立て直すべく、差し手が頑張る。頑張れ、頑張れと誰かが叫ぶ。その叫びも虚しく竿燈はどんどん曲がっていく。ついに竿燈がUの字を横にしたような形になったかと思うと、「ボキッ」と音がして本当に折れて倒れてしまったので、驚いた。しばらくしてその竿燈は、再び支柱の竹が継がれていって復活し、見物人の拍手を浴びていた。 4.盛岡さんさ踊りの賑やかさ
この踊りは、ミスさんさの手首をキレよく使うキビキビした踊りと、太鼓の力強さとが重なって、誠に素晴らしい。加えて、特に太鼓のお嬢さん方の奇抜な衣装とその格好での群舞は、非常に迫力がある。 5.山形花笠音頭めでたの若松
そこで、カメラのチルト機構、つまり可動式になっている液晶モニターを下に傾けることができる仕組みを利用して、両手を伸ばしてカメラを構え、その液晶モニターを見ながら適当にシャッターを押した。それも1秒間で7枚の連写だ。これでは焦点すら合わせられないのではと思ったが、奇跡的に使える写真があったので驚いた。たとえば花笠音頭では、ミス花笠の女性が写っていた。実は、肉眼では見られなかったものである。 6.仙台の雀踊りは軽やか演舞
そのはねて踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことから雀踊りと名付けられ、たまたま伊達家の家紋が「竹に雀」であったこともあって、長く伝えられることになったそうだ(HP参照)。しかし、現在の仙台の人達としては、七夕の方を推したいようだ。この辺りの微妙なニュアンスは、門外漢には、よく分からない。 7.福島わらじは羽黒神社奉納
大わらじは、長さ12m、重さ2tという。それを、皆で楽しく担いでいると思ったら、回転演舞の場所で、本当にぐるぐると回ったから、びっくりした。それが終わると、観客席の方に傾けてくれて、わらじの上を見せてくれた。 8.青森ねぶたは跳人達が元気
秋田竿燈にしても、この青森ねぶたにしても、夜間に灯が入っているときが素敵なのだが、それを東京のこのパレードに期待するのは、無理というものかもしれない。しかし、このパレードは良かった。主催者に感謝したい。併せて、今回の東日本大震災で犠牲になった皆さまのご冥福をお祈りしたい。 (平成28年11月20日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |

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