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目 次 |
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| 1 | ジャルパックは座席指定不可 | ||
| 2 | グアムへの連邦電子渡航認証 | ||
| 3 | サクラ・ラウンジと入国管理 | ||
| 4 | ポリネシアン・ダンスショー | ||
| 5 | ホテルニッコーに関する印象 | ||
| 6 | 恋人岬(Two Lovers Point) | ||
| 7 | グアムの食事はハイ・レベル | ||
| 8 | グアムから日本人観光客消滅 | ||
![]() 1.ジャルパックは座席指定不可 親類を引き連れて、グアムへの3泊4日の旅に出かけた。私は、ハワイには何度も行ったことがあるが、グアムは初めてだ。今回の旅行にはジャルパックを利用した。その予約は、JALのサイトの自分のページから簡単にできたのだが、その際、失敗したなと思ったことがある。それは、座席を事前に指定できないことだ。一行の中には2歳の坊やとお母さんがいるのに、その二人の座席がバラバラになってしまうと、困ったことになる。どうしたものかと思ったが、24時間前のチェック・イン時に操作するしかないと考えて、そのまま放置しておいた。 それで、前日になって「事前チェック・イン」をしてみたら、横一線の席が空いていて、一気に座席指定をして、事なきを得た。帰りも同様にして、座席指定ができて、安堵した。座席を事前に指定できないのなら、予約の時にサイトにはっきり書いておくべきである。 2.グアムへの連邦電子渡航認証 アメリカに行くには、ESTA(米国本土への渡航に義務付けられている電子渡航認証システム)が必須である。これを取得するには、一人当たり40ドルもかかる。やれやれ、物入りなことだと思ったら、グアムに入るだけなら、G-CNMI ETA(グアム−北マリアナ諸島連邦電子渡航認証)を取得すれば良いそうで、しかも無料だという。なぜだろうと思ったが、それは結構なことだと考えて、自分でグアム政府のサイトに入って申請し、無事に取得した。 ところがその申請時のフォームの中で、これはどうしたものかと困惑したことがある。それは、訪問先のグアムの住所を書く項目があり、その中でグアムの属する州を入れる欄があった。ご存じの通り、グアムはアメリカ合衆国の州(State)ではなくて、準州(Territory)である。しかしながら、そのグアム当局自身が作ったサイトには、選択肢として50の州しか出てこない。グアムはこれらに含まれず、プエルトリコや北マリアナ諸島などと同様にアメリカの海外領土の一つであるはずなのに、その選択肢がないのである。 それを抜かして先に進もうと思っても、進めなくて「州を入れろ」と出てくる。このサイトの作成者は、馬鹿ではないかと思った。仕方がないので、50州のうちの、グアムに一番近い「ハワイ」と入れたら、それで通ったから、もはや笑い話だ。ちなみに、グアムの住民はアメリカ合衆国市民権を持っているが、大統領選挙の投票権はないそうだ。 3.サクラ・ラウンジと入国管理 成田空港では、サクラ・ラウンジを利用した。実は私は、ジャル・グローバル・クラブの資格をもらっていて、このラウンジを利用することができる。具体的には、私本人ともう一人は無条件で利用でき、追加で一人2,000マイルを使えば、あと二人まで利用できるというので、それをお願いしたら、通してくれた。このラウンジには、二階に食事するところがあり、一階に子供の遊び場があるから、助かった。 さて、3時間半の飛行機の旅が終わり、グアムに着き、入国管理(immigration)の窓口に臨んだ。係官「どこに泊まるの?」。私「ホテルニッコー」。係官「何日間?」。私「3 nights 4 days」と答えると、「Please enjoy staying in Guam」と言われて、無事に通過した。それから、荷物の受取場で、税関申告書類を書いていないことに気が付いた。そこで、自分のiPhoneで、人数分のデジタル申告書類を作って、事なきを得た。これは、現場で慌てないように、事前にしっかり調べておくべきだった。 4.ポリネシアン・ダンスショー
ところが、松明を持つ男性ダンサーの登場で、いきなり場が盛り上がる。なるほど、これはすごい。暗い夜に松明の火が揺らめき、それがグルグル回ったり、上下左右に降られたりと、見応えがある。火を口に入れるパフォーマンスもあった。
5.ホテルニッコーに関する印象 ところで、ホテルニッコーに関する印象について述べたい。タモン・ビーチの端にあり、白い建物が階段状になった優美な外観で、それはそれで良いのだが、如何せん建物が古い。例えば、部屋から出ようとして、ドアが枠に少し引っかかる。そういう設備の点には不満があるが、ちょっとした食べ物を売っている売店があり、子供の遊び場もあって、子連れのファミリー層には有難い。プールも深さによって実質四つに分かれていて、それぞれ使い分けることができる。また、ウォーター・スライダーがあって、私も若ければ滑ってみたかった。
もちろん、プールからプライベート・ビーチにつながっていて、砂浜の砂はきめ細かくて綺麗だ。エメラルド色の遠浅の海で、潮が引いているときは50メートルくらいは海水が脛の高さまでしかない。そこを歩いていくと、透き通った海水の中を色とりどりの熱帯魚が群れを成して泳いでいる。私が青色のサンダルを履いていたせいか、中には、それにゴンゴンと当たって攻撃してくる輩もいる。テリトリーへの侵入者とみなされたようだ。シュノーケルを持って沖合から帰ってきた人の話を聞くと、「あの沖合で波が砕けている所から先は、ニモの世界ですよ」という。この美しい自然の海が、このホテルの最大の魅力だ。
6.恋人岬(Two Lovers Point) タモン湾を見下ろす120mの丘に、恋人岬という突端があり、そこに展望台がある。展望台の先端から辺りを見渡すと、美しい熱帯の海が広がっている。空には所々にもくもくと入道雲が立ち上り、目の前のマリン・ブルーの海の色がなんとも言えず綺麗だ。 ところで、なぜこの地が「恋人岬(Two Lovers Point)」と言われるかといえば、それは原住民のチャモロ族の伝説による。それは、 スペインがマリアナ諸島を統治していた頃の話である。美しいチャモロ族の娘がいて、同族の青年を心から愛していた。ところが、父親は、その青年の身分が低く、かつ貧乏なことから、交際に反対し、スペイン人将校との結婚を決めようとした。 娘は、駆け落ちしようとして、その青年と手に手をとって逃げ出したものの、この崖の先端に追い詰められた。もはやこれまでと悟った二人は、長い黒髪で互いの髪をしっかりと結びつけ、この約120mの断崖から身を投げたという。
グアムの食事は、どこも美味しかった。例えば、タモン・サンズ・プラザのジョイナス・レストラン「けやき」は、焼き肉だ。丸い4分の3テーブルにお客を座らせ、その前にしつらえた鉄板上で料理人がバーべキューのスタイルで肉や野菜を焼いてくれる。最後には、もやしを焼くときにアルコールを掛けて50センチほどの火炎を上げておしまいになる。これには、家族一同、大喜びだ。 また、ホテルニッコー内では、16階にある「桃李」という中華料理が、味も景色も良かった。タモン湾の夕焼けを見ながら、大人はコースを注文し、子供にはお子様用のメニューが用意されていた。同じくホテルニッコー内の「弁慶」では、懐石料理を楽しむことができる。これは、実に美味しかった。お勧めしたい。また、ビュッフェだが、「マゼラン」には和食もあり、味には定評があるそうだし、私もなるほどと納得した。 8.グアムから日本人観光客消滅 最大規模のショッピング・モールだということで、マイクロネシア・モールに行ってみたが、人が少なくて寂しい。お店も、閉店しているのが目立つ。そういえば、タモン・サンズ・プラザも同様だった。デュシット・プレイス・グアムというモールも、水族館が休業中だった。 これを見て思ったのだが、新型コロナの影響はあったにせよ、観光客、特に日本人が来なくなったのではなかろうか。代わりに目立つのが、韓国人と中国人だ。モールでは、韓国語で「こんにちは」と言われたことも、再三だった。そういえば、ホテルニッコー内でも、この2か国からのお客が目立ち、日本人は、ほとんどと言ってよいほど見当たらなかった。 どうしてこうなったのかと、Google Geminiに聞いてみたら、なるほどと納得できる次のような答えが返ってきた。 『最近、グアムにあまり日本人観光客がいない』と感じられるのは、主にコロナ禍以降の需要の回復ペースと、観光客の構成の変化が背景にあります。 日本人観光客の減少は、実はコロナ禍以前の2000年代から続いていた傾向ですが、近年その変化が顕著になっています。 日本人観光客が少ない主な理由 (1) 航空路線の縮小とツアー価格の上昇 安売り競争の末路:1990年代のピーク時、グアムは「安近短」のリゾートとして旅行会社間で激しい安売り競争が行われ、ツアー価格が非常に低くなりました。 路線の撤退・縮小:その結果、航空会社は採算が合わなくなり、2000年代以降、日本の地方空港や関西・中部などからグアムへの直行便を大幅に削減・撤退しました。 ツアー価格の上昇:航空便の減少は供給の減少を意味し、結果的にツアーの販売価格が上昇しました。これにより、グアムはかつての「手軽に行ける格安リゾート」というイメージにもかかわらず、他のアジア圏リゾートよりも割高になり、日本人の選択肢から外れやすくなりました。 (2)コロナ禍からの回復の遅れ 回復ペースの差:2020年代に入り、コロナ禍が収束しつつある現在、グアムを訪れる観光客数は回復傾向にありますが、日本からの回復が特に遅れています。 2019年度のコロナ前と比べた場合、韓国からの観光客は高い水準まで回復しているのに対し、日本からの観光客はコロナ前の約30〜60%程度(時期により変動)にとどまっています。 円安と燃油サーチャージの影響:近年の急激な円安や、原油高騰による燃油サーチャージの高止まりが、ドル建ての地域であるグアムへの旅行費用をさらに押し上げ、日本人にとっての経済的なハードルが高くなっています。 (3)観光客の「韓国シフト」と街の変化 韓国からの集客成功:減少する日本人観光客とは対照的に、韓国からの観光客数は大幅に増加し、現在ではグアムの観光客全体の過半数以上を占める最大の市場となっています。 現地の変化:街中の看板やレストランのメニューが韓国語対応を強化しており、日本人向けだったサービスや店舗が、韓国人観光客の需要に合わせたものに変化しているため、日本人観光客の視点からは「日本人が少ない」「韓国人ばかりだ」と感じられやすくなっています。 (4)競合リゾートの増加 選択肢の多様化:アジア圏内のLCC(格安航空会社)路線の充実や、タイ、ベトナム、台湾など、より安価で魅力的なリゾート・観光地が増えたことも、日本人の旅行先の分散につながっています。 なるほど、そういうことか。確かに、観光地にも、劇的な栄枯盛衰がある。日本でも、例えば、宮崎県の「青島(あおしま)」や「熱海」のような観光地がある。前者は、昭和30年代から40年代にかけて、新婚旅行先として皆が憧れたが、今や忘れられた存在である。後者は昭和40年代に社員旅行や新婚旅行で観光客のピークを迎えたが、その後、観光客が激減して大型ホテルや旅館が倒産してその残骸を街にさらしている。 それはともかくとして、Google GeminiのようなAIは、時々もっともらしいウソをつくので問題だが、今回の分析はおそらく正しいだろう。結構、役に立つようになった。 (令和7年10月 5日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |

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