インドへは、仕事で一度だけ行ったことがある。それも、ニューデリー、バンガロール、そしてゴアという3都市を駆け足で飛び回っただけにすぎないが、暑いし埃っぽいし汚いしというわけで、残念ながら私の趣味には合わない国である。

 バンガロールで、ある欧米系の消費財の会社から「インドの人口は10億人だが、そのうち当社の製品の対象となるのは2億人弱」という説明を聞いて、はたと思いついた。「そうだ、この国は、未だに前近代的生活をしている人々から、核兵器を作る最先端の技術を持つ人々まで、ピンとキリの世界が共存しているところなのだ」と。いずれにせよ、大国であることは間違いない。






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