東京都北区西ヶ原にある旧古河庭園は、もともとは陸奥宗光の邸宅であったが、その後、古河財閥の所有となり、現在は一般に開放されている。ご覧のように、春と秋のバラの季節には、色とりどりのしかも魅力的な名前が付けられたバラが満開となる。見れば見るほどに、その見事さに、惚れ惚れする。 それにしても、バラの新品種に付けられる名前も、これまた派手というか、何というか。たとえばスーパースター、朝雲などというのは、常識的であるが、マリア・カラス、ジーナ・ロロブリジーダとかクレオパトラというのがあって・・・、それからよくわからないのは、ビクトル・ユーゴ、シャルル・ドゴールなどというおじさんの名前もある。それに、プリンセス・ミチコなんて、ご本人との関係はどうなっているのだろうか。まさに摩訶不思議なネーミングである。 (2005年 5月29日) |
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