悠々人生ビデオ、愛宕神社の桜と鯉




 標高26メートルの江戸唯一の小山の上にある
 
 愛宕神社はこの季節になるとピンク色の桜吹雪
 
 に包まれる。正面には寛永11年に四国丸亀藩
 
 家臣の曲垣平九郎が三代将軍家光公の眼前で馬
 
 に乗って往復した、目の眩むような急な階段の
 
 出世の階段があり、そこを登っていくと社殿に
 
 到着する。左右の桜を眺めれば、左手にはNHK
 
 の放送会館があり、サラリーマンの皆さん達が
 
 桜の木の下にまとまってお弁当を食べている。
 
 右手にはちょっとした池があり、水面には散り
 
 だした桜の花びらがびっしりと浮かんでいる。
 
 池の中にはご覧のような錦鯉がたくさん泳いで
 
 いて近づくと餌をねだって大騒動となることは
 
 請け合いである。なおこの急峻な出世の階段で
 
 あるが、明治・大正・昭和とそれぞれ馬で往復
 
 した人がいて記録に残っているというから本当
 
 に驚くほかない。ちなみに、この階段は86段
 
 傾斜37度、蹴上げは22〜4センチである。
 




 










April 6, 2009. at the Atago Shrine
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背景 (Vaga 様)、音楽 (TAM Music Factory 様)

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