悠々人生エッセイ



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1.古いiPhone 13 ProMaxを機種変更

 今のiPhone 13 ProMaxを使い出してから、もう3年と5ヶ月が経つ。当初のauとの契約では、2年が経過したところで旧iPhone 13 ProMaxを返却すれば、残債をなかったものとし、新しいiPhoneに切り替えられるというものだった。ところが、今のiPhone 13 ProMaxが非常な優れもので、特にカメラが良かったからなかなか替えるきっかけがなくて、今日まで来てしまった。ところが、2ヵ月前に、そのiPhone 13 ProMaxに通信障害が起きて、リセットせざるを得なかった。それを機に、そろそろ、限界かもしれないと思うようになった。

 他方、iPhoneの機種変更をする際にとるバックアップとその復元が、昔は実に大変だった。これも機種変更をためらわせる大きな要因だった。しかしながら、その2ヵ月前のiPhone 13 ProMaxのリセットの時にやむを得ず復元してみたら、Suicaの機能以外は非常に楽だった。そのSuicaの機能の移行つまり使用中の残額の移行についても、既に経験しているからもう簡単にできる。

 ほんの10日ほど前にたまたまiPadが物理的に壊れて、機種変更をした。それが落ち着いたので、今日、iPhone 16 ProMaxに機種変更をしに、au Style(※1)へ行った次第である。また、そのついでに、iWatch(Series 5)も、電池切れが早くなったことから、最新のiWatch(Ultra2)に機種変更をすることにした。

   (※1) 「au Style」とは、auの直営店、「au ショップ」とは、auの代理店らしい。


2.新しくiPhone 16 ProMaxを購入

 というわけで、上野のau Styleで、iPhone 16 ProMaxへ変更しに行った。相手をしてくれたのは、ベテランの男性と、まだ新米のような女性の担当者である。「iPhone 16 ProMax 256GBがあるか」と聞いたら現物があったので、それを購入することにした。その際、521GBにしようかとも考えてベテラン担当者に相談したところ、今の使用状況は、148GBに過ぎず、98GBも空きがあるから、今から2ないし3年後でも、256GBでよいのでは、というその言葉に納得して、今と同じ容量にした。通信プランは、先週iPadを買った時に決めたもの(auマネ活プラン)に加えて、実績を見ると月1,000円以上も通話していたので、5G/通話定額ライト2(月800円で5分以内)を加えた。

 今回も、分厚い契約書を持ち帰った。改めて内容を確認すると、次のようなことになっていた。

通信サービス契約
  auマネ活プラン+5G/通話定額ライト2  月8,280円
   (1回5分以内の国内通話はかけ放題。それを超えると20円/30秒)
  LTEフラットfor DATA 月2,850円
 SMS(Cメール) 国内送信料3円、受信無料
 ユニバーサルサービス料 2.2円/月
 電話リレーサービス料  1.1円/月
 ※2 使い放題MAXでも月間が200GBを超えると制限される
 ※3 その他、Pontaポイント情報料499円/月というのがわからないので、もし価値のない情報なら、カットするつもりだ。

個品割賦販売契約(iPhone 16 ProMax)
 割賦金 227,500円(※4)、最終24回支払いまで4,110円
   (※4)Appleの公式サイトによれば、189,900円。
 24回目つまり2年後に残金132,950円があるが、このiPhoneと交換の形で新品を買えば、この残債はなくなる。


Apple保証サービス 1,980円/月


3.バックアップからのデータ復元

 これは、先週、iPadで復元したのと同じやり方だ。

 枠の電源ボタンを押し、言語と地域を日本にする。利用規約に同意をし、Apple IDでサインインをすると、、、手持ちのiPhoneを近づけてくれというので、そうすると、、、自動的に自宅のWiFiネットワークにつながり、あまつさえ、自動的にiCloudのバックアップから復元をしてくれる。これは、簡単だったが、Face IDの設定は、もう一度しなければならない。でも、これはたやすい。それやこれやで、私が行うべき作業はわずか20分で終わってしまった。ただ、iPhoneはその後も動き続け、2時間近くかかって、完全に復元された。

 もっとも、銀行やお金関係は、それぞれ個々にもう一度手続きをする必要がある。例えば、Suicaも、前回のリセット時のように、まずウォレットにSuicaを登録し、その上で、残高をApple Watchに引き継ぐために、Watchのアプリを開いて、その中の「ウォレットとApple Pay」のところから、Suicaカードの「追加」ボタンを押すことで、改札などで、Apple Watchをまた使えるようになる。


4.新しく Apple Watch Ultra 2を購入

 いま持っているiWatch(Series 5)は、特に運動記録機能やメール・SMS閲覧機能で便利に使っていて、これがないと私の日常の生活は成り立たたないといっても過言ではない。ただ、サイズがあまり大きくないので、電池の持ちがよくない。フル充電で公称18時間なのに、最近では12〜13時間というところである。だから、出先で「あと15%」となると、低電力モードにせざるを得ない。これが、不満といえば不満なところだ。

 そこで、できるだけ長持ちするiWatchを探したところ、最上位機種のUltra 2 というのが、フル充電で通常36時間、低電力モードで72時間だという。サイズはやや大きいけれど、その代わり字も大きくなるから見やすい。よし、これにしよう。



個品割賦販売契約(Apple Watch Ultra 2)
 割賦金 169,950円、最終24回支払いまで4,089円、それ以降最終47回まで3,620円
 24回目つまり2年後に残金86,900円があるが、交換の形で新品を買えば、この残債はなくなる。

Apple保証サービス 907円/月


5.旧機種iPhone 13 ProMaxの売却

 そういうわけで、新機種iPhone 16 ProMaxでの完全な復元を確認したので、翌日、旧機種iPhone 13 ProMaxを上野のau Styleに持って行き、前日の打ち合わせ通り、これを買い取ってもらおうとした。その前に、一つだけ問題があった。それは、前日の手続きが3時間半もかかってしまって、「Apple Watch」のナンバーシェア利用開始がまだ終わっていなかったことである。そこで、帰り際にその手続きを自分でやる説明書(全12ページ)を持ち帰って、復元が終わってからしようとした。ところが、うまくいかないのである。だから、買取の前に、その作業をする必要がある。

 前日に相手をしてくれた二人の担当者はいずれも席を外していたので、新しい担当者にそれを説明して、ナンバーシェアの利用開始をしてもらおうとした。ここで、なぜ上手くいかなかったのかという原因がわかった。それは、私の新しいApple Watch Ultra 2が、旧機種iPhone 13 ProMaxに、紐づいてしまっていたからである。これではいくらやっても、できないわけだ。そこで、まずそれを外してから、新機種iPhone 16 ProMaxの「Watch」を起動して、それを新しいApple Watch Ultra 2にペアリングさせると、上手くいった。

 次は、旧機種iPhone 13 ProMaxの買取りである。ちゃんと動くか、外観に傷がないかと入念にチェックされた。その前に、前日の担当者に言われたのだけど、iPhoneの「探す」機能の無効化をしておいた。これをしてないと、直ぐには無効とならないので、1時間は待たないといけないそうだ。逆に言うと、この処理を予めしておいたら、直ちに買い取ってもらうことができる。

 そうして、チェックが終わった後、担当者が「はい。返却手続きが終わりました。残債の2万XXX円は、支払う必要がありません」などと言うものだから、私は驚いて「ちょっと待って、それは違うだろう」と言い、前日の担当者が見せてくれた表を示した。それは、次のようなものだ。

 A 73,150円
 B 69,850円
 C 65,450円


 私は、「このうちABCは、その買取りiPhoneの状態による買取価格だ」と言うと、担当者は、はっと我に返って、「そうでした」と言い、「では。査定Aということで、73,150円のポイントを差し上げます」と答えた。全く何といういい加減さだ。呆れてしまった。この調子で、騙されるとまでは言わないものの、勘違いして処理されている人が続出しているのかもしれない。そもそも、制度設計が複雑すぎるので、こんなことが起こるのだと思う。ちなみにこのポイントとは、ポンタ・ポイントで、そこからauへの支払いに使えるそうだ。

 最後にもう一つ、これは酷いなと思ったことは、iPhoneのカバーと表面に貼る保護フィルムについて、au Styleで普通の倍近い値段のものを売りつけられそうになったことである。前者が5,600円、後者が4,700円と、合計で1万円を超す価格である。だから「もう結構」と断り、自宅に帰ってAmazonで調べると、両方足して5,000円以下のものが見つかったので、それを買った。どう見ても、au Styleで売り付けられそうになったものより良い品物だ。こんなつまらないところで、何故顧客からもぎ取ろうというのか、理解しがたい。高額な通信料金を払っているのだから、こんなもの、無料サービスで付けてもらってもいいくらいだ。

 なお、カバーのことだけど、旧機種iPhone 13 ProMaxのものが使えるかと思ったら、新機種iPhone 16 ProMaxには少し小さいので、使えなかった。こういうところも、Appleは配慮すべきだと思う。もっとも、電源ケーブルの差し込み口は、昔のApple独自のライトニングケーブルから、EU当局によって、USBタイプCに変更させられている。これは、それだけ汎用性が広がるので、消費者としては結構なことだ。EU当局に感謝したい。








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(令和7年5月24日著)
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