向島百花園のHPによると、「江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804〜1830年)に造られた庭園。庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢。交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向
島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。
百花園は当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、文人趣味豊かな庭として、小石川後楽園や六義園などの大名庭園とは異なった美しさをもっています。」
との
こと。その佐原鞠塢の子孫の佐原さんが、現在、園内にある茶屋の御主人だという。

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ていたから、写真を撮りに出かけるわけ
にもいかない。そういう中、やや感染が下火になってきた9月の半ば過ぎに、近く
なら良いだろうと思って、平日に2回ほど、向島百花園に秋の花々を見に行った。
桔梗、女郎花、萩の花、ススキ、葛の花、赤や白の曼殊沙華などを見て、ひととき
の安らぎを感じた。あれあれ、しばらく写真を撮っていないので、ピントがぼけたり、構図がまるでなっていなかったり、ぶれたりと、写真を撮るのが、もうまるっ
きり下手になった気がする。

 (2021年9月10日・25日) 




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