悠々人生ビデオ、サンシャイン水族館の魚たち




 サンシャイン水族館の熱帯魚の続きで、まずはイソギ
 
ンチャクに守られたクマノミだが、普通の魚ならばこの
 
イソギンチャクの刺胞にやられてしまう。しかし、この
 
クマノミは、その体から出す粘液がイソギンチャクのも
 
のと同じなので、大丈夫とのこと。しかもこういう形質
 
は、生まれながらに持っているわけではなく、小さい頃
 
から徐々に慣れて獲得していくものだという。小さいな
 
がら、生きるために頑張っているわけだ。      
 
 次に出てくるのが黄色いハコフグで、小さなひれを、
 
ヘリコプターのローターのように回して泳ぐ姿がいじら
 
しいが、実はストレスがかかると周りの魚をみな殺して
 
しまうほどの毒をもっているらしい。見かけによらない
 
 そして氷の妖精のクリオネであるが、もちろんこれだ
 
けは熱帯魚ではなくて、寒い海の生物でハダカカメガイ
 
という名前を持つ。つまり、殻を持たない貝の仲間だ。
 
 さらに、ふんわりと浮かぶ黄色い海草のようなものは
 
よく見ていただくと、タツノオトシゴの仲間とわかる。
 
擬態もここまで進むと、神秘的なものさえ感ずる。  
 
 それから、黄色と黒色の縞模様の魚、これはツノダシ
 
だと思うが、この魚も好奇心旺盛で、私のデジカメをめ
 
がけて突進してきて、キョロキョロと眺め回していた。
 
 最後が、ピンク色の大型魚の群れで、小さな女の子が
 
「まあ、おいしそう。」なんて叫んでいて、周りの人が
 
笑っていた。平和な夏の盛りのひとこまである。   
 




 










August 15, 2005. at the Sunshine Aquarium
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(出典) 背景 (ぴいすふる ぷれいす 様)